気だるさ二倍キャンペーン中。

毎日猫を吸うだけの仕事に就きたい。

辛いことは置いといて

今の会社の入社日を決めるのが大変だった。まずオファー貰ってからも色々準備があって、全て整った時点でもう3ヶ月後だった。そして前の会社の最終日は水曜だと伝えたら今のボスが「じゃあ木曜入社できる?」と結構押してきて。人事は月曜日に入社させようと思ってたみたいだけど、ボスに押し切られて、前の会社を退社してすぐ入社することになった。

そして入社日の3日前。ずっと恐れてた日がこんなにも予兆なくやってくるとは。携帯におばあちゃんの名前が出た時はまだ「あれ、また押し間違えたな」と軽い気持ちで出てた。実際間違いだった。叔母に電話しようと思ってたみたい。でも繋がったから言うね、おじいちゃんもうダメかも、と。皮肉にも家族の誰よりも先に知らされた。誰よりも離れてるのに。

あれから考えたよ。人生の半分はこっちだからこんな日が来るとわかってるし、みんな経験してるだろうなとも思った。でも苦しいことに変わりない…私だけがこんな思いしてるじゃなく、みんなそうだよと思っても何もならなかった。帰りたいと思っても退社後すぐの入社だからどうスケジュール組んでも無理だったし、ボスと人事がやり合った後流石に入社日ずらしてって言う勇気がなかった。家の者もわかってただろう、誰一人からも「葬式出れる?」と訊かれなかった。

でも結構早めにギアを切り替われたと思う、ただ悲しむことからおばあちゃんを励ますことに。あの間違い電話も、おじいちゃんからの「おばあちゃんを頼んだよ」のメッセージじゃないかなってずっと思ってる。けど電話してもコミュ力ないせいで全然慰めれてない。じゃあせめて何か作ってあげようと思って、昔手編みのセーターを作ってもらったことを思い出して、じゃあ何かを編んで実家に送ろうと決めた。最初は葬式に間に合うようにと思って一番簡単なステッチで一番簡単なマフラーを編んだけど初心者すぎて結局間に合わなかった。成果も可愛くなかったしまあ気持ちとして受け取ってくれたら…と思ってた時に母から「おばあちゃんがマフラーを使おうと思ったんだけど、幅が狭いから使いにくいらしい」って言われてリベンジしようと思って新しいマフラーと帽子も編んだ。今度は使って貰えるように。色も、緑が好きらしいから緑にした。新年のプレゼントとして送ろうと思ったけど結局正月に間に合わなかった…このパターン多いな。

去年は5年ぶりに帰省できたのはせめての救いだった。2月におばあちゃんから「来年だと間に合わないかもだから今年帰れる?」の電話がキッカケで慌てて準備し始めてやっと4月に帰省できた。その時のおじいちゃんはすでに私の顔と名前も思い出せない状態だったけど。いつも電話越しでしかおじいちゃんの状態を知らされてないが現実を突きつけられて、初めておじいちゃんの現状と向き合った。久しぶりに地元でお友達とも会って、今回はおじいちゃんに会うために帰ってきたけど次会う時はお葬式のために帰省する時になる思う、の話をして…まさかお葬式にも出れなかったとは。

ちょっと前にののの定期検診があって、でもgabapentin切れてたから数年ぶりに「シラフ」のののを病院に連れてたの…予想通りにブチギレして暴れてた…毛布を被せて+私が話しかけ続けることでやっとちょっと落ち着いてくれて検診ができた感じでさ、獣医の先生から次回は絶対gabapentin飲ませてから来てって釘刺されて…でも心配してた肺の検査とかは大丈夫だったんで、すごくホッとしてる…獣医さんと助手さんと「猫運ぶ時に腰壊した」「私も」の話で盛り上がって、そういう経験から獣医さんもペッカート使ってるって聞いて、こういう交流ができたのが楽しかったw病院での情けないののの写真をプリントしてマフラーと一緒におばあちゃんに送ろう。正月に間に合わなかったけど(あと最近暖かいって今朝聞いた…ホント私っていつもタイミング悪い)これを機会に私もおばあちゃんも気持ちの切り替わりができたらいいな。

f:id:KikueF:20240210002844j:image

f:id:KikueF:20240210002947j:image
f:id:KikueF:20240210002939j:image
f:id:KikueF:20240210002942j:image
f:id:KikueF:20240210002935j:image

ルーちゃんも日々トラウマを克服するために頑張ってる。抱っこはまだ嫌いだけど、私の隣でふみふみできるようになったの。私も頑張らなきゃね。今日は美味しいもの食べてゲーム遊んで漫画読んで早めに寝る!